2025年4月、ココナラに新サービスが加わりました。
その名も「ココナラコンテンツマーケット」。
記事や画像、イラスト、動画、音声などのコンテンツを販売できる仕組みで、リリース直後から注目を集めています。
とはいえ、「ココナラってもともとコンテンツを売るサービスじゃなかったっけ?」と思われた方もいるかもしれません。
たしかにそうなんですが、今回の新サービスはこれまでの販売スタイルとはまったく違う特徴があります。
この記事では、ココナラコンテンツマーケットの仕組みや、従来のココナラとの違い、どんな人に向いているのかをわかりやすく紹介していきます。
ココナラコンテンツマーケットの特徴とは?
「何がそんなに新しいの?」
従来のスキルマーケットとどう違うのか、という疑問を持つ方も多いはず。
ここでは、ココナラコンテンツマーケットならではの特徴を5つに分けて紹介します。
購入者とのやり取りが一切不要
従来のココナラでは、購入が決まるとトークルームを通じて「ヒアリング」「確認」「納品」といったやり取りが発生していました。
それに対して、コンテンツマーケットではコンテンツを出品すれば、購入者がそのままダウンロードまたは閲覧できる仕組みになっています。
つまり、一度出品してしまえば、あとは自動的に売れていく“置き型”の販売スタイルが可能になります。

noteのような有料記事販売サービスと似ているね
出品できるコンテンツは100種類以上
販売できるカテゴリは、記事・画像・イラスト・動画・音声などを含め、なんと100種類以上。
「アイコン作成」「BGM作成」「記事ライティング」「漫画制作」など、細かく分類されたカテゴリが多数用意されています。
細分化されたジャンルが多いため、自分の得意分野に近い場所で出品でき、ニッチなコンテンツでも需要を拾いやすいのが特徴です。
集客せずに自動販売できる
個人で販売サイトを運営しようとすると、集客に悩む人も多いですよね。
でも、ココナラにはすでに約500万人の登録会員がいるため、そこに向けて出品できるのは大きなメリット。
検索に引っかかりやすいようカテゴリや説明文を工夫すれば、宣伝しなくても自然に売れていく可能性があります。
期間限定で販売手数料が無料
2025年8月31日までは、販売手数料が0円になるキャンペーンが実施中です。
ふだんは手数料が発生するプラットフォームでも、今なら利益をそのまま受け取れるチャンス。初めて出品するなら、このタイミングを逃さない方がよさそうです。
ココナラブログとも連携可能
すでにココナラブログで有料記事を販売している場合、その内容をコピー&ペーストでコンテンツマーケットに出品できます。
手間をかけずに販路を広げられるため、ココナラを使い慣れている人ほど相性がいい仕組みです。
従来のココナラとの違いを整理してみよう
「スキルマーケット」と「コンテンツマーケット」
名前が似ているので混同しがちですが、この2つは売り方の根本がまったく違います。
これまでのココナラでは、「依頼を受けてから作る」スタイルが基本でした。対して、今回のコンテンツマーケットでは、「すでに作ったものを並べておく」イメージに近くなります。
それぞれの違いを、表で簡単にまとめてみましょう。
項目 | スキルマーケット | コンテンツマーケット |
---|---|---|
販売形式 | オーダーメイド(受注制作) | 既製品の販売(ストック型) |
購入者とのやり取り | トークルームで直接やり取りが必要 | 一切なしで完結 |
納品のタイミング | ヒアリング→制作→納品 | 即時ダウンロードまたは閲覧 |
出品内容 | 1対1で調整するサービス(例:文章作成・ロゴ制作) | すでに完成しているコンテンツ(例:記事・音源・テンプレ) |
販売の効率性 | 都度対応が必要 | 一度出品すれば複数回自動販売可能 |
このように、スキルマーケットが「都度働いて稼ぐ」場なら、コンテンツマーケットは「仕組みで稼ぐ」場に近い感覚です。
作業のやり取りが不要になることで、時間的・精神的な負担もぐっと減らせるため、副業やスキマ収入の手段として注目が集まっているのも納得です。



スキルマーケットは時間を売る場所、コンテンツマーケットは作品を置く場所。目的に応じて使い分ければ、働き方の幅が一気に広がるよ。
ココナラコンテンツマーケットはどんな人に向いている?
「こういうのって、絵が描ける人とか、すごいクリエイター向けでしょ?」
そう思った方ほど、少しだけ想像してみてください。
たとえば、過去に書いた記事、趣味で作ったテンプレ、誰かの役に立つノウハウ。
それらが“置いておくだけ”で売れるとしたら——ちょっと気になりませんか?
ここでは、「ココナラコンテンツマーケットがぴったりハマるかもしれない人」の特徴をいくつか紹介します。
時間に縛られずにコンテンツを売りたい人
チャットや修正対応に追われず、自分のペースでコンテンツを並べておける。
それだけで、日常のスキマ時間がちょっとずつ収入に変わっていきます。
すでにコンテンツを作った経験がある人
ブログ、同人誌、SNS投稿、講座資料、ポートフォリオ。
「作って終わり」になっていたコンテンツに、新しい役割を与えられます。
ちょっと副業を試してみたい人
登録無料、出品も簡単、やり取りも不要。
これだけ条件がそろっているのに、試さない理由があるでしょうか?
創作や発信をしてきたけど、収益化のハードルを感じていた人
「売るって難しい」そう思っていた人でも、ココナラコンテンツマーケットなら、つくることをメインに据えて活動ができます。
集客も交渉もいらない分、本来の表現に集中できます。
ココナラスキルマーケット注意点
出品はWebブラウザからのみ対応
ココナラコンテンツマーケットの出品操作は、PCやスマートフォンのWebブラウザで行う必要があります。
アプリでは対応していないため、「アプリでサクッと出品したい」と考えていた方は注意が必要です。
現在は出品登録のみ可能(※2025年4月時点)
リリース時点では、購入者向けの閲覧・購入機能は未実装です。
つまり、現時点では「出品しておくこと」はできても、すぐに売れるわけではありません。
とはいえ、今のうちに準備しておけば、機能公開と同時に販売スタートできる可能性もあります。
今後のアップデート予定も公式サイトでアナウンスされているので、定期的に確認しておくと安心です。
まとめ
ココナラコンテンツマーケットは、やり取り不要・集客不要で多様なデジタルコンテンツを販売できる新しいプラットフォームです。今後はさらに機能や対応カテゴリが広がっていく予定もあるため、副業をこれから始める人にとっては、ちょうどよいタイミングかもしれません。
まずは、あなたのPCやスマホの中に眠っている使えるコンテンツを、ひとつ出してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
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